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人生とは切り口を見いだすことである。 すなわち意味を探す旅だ。 間違う事だってある。 それでも自分で物事を切り取り、判断し、進んでいかないと行けない。 人生を振り返るとそこにあるのは独自に切り開いて来た、その跡なんだろうと思う。 恥じず、めげず、果敢に物事を見いだしていきたい。
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思えば、この言葉が常に自分の行動指針だった。


小さい頃、ソフトボールをしていた。
毎週日曜日、地元の少年野球団のようなもので、僕らの場所ではソフトボールだった。

月に何度かある他球団との対抗戦で負けたときに、応援で来ていたみんなの親集団に言われた事が今でも記憶に残っている。「あんたら負けても全然悔しくなさそうだもんね」

そうなんだ、実際、あまり悔しい思いを感じた事がなかった。当時、おれはキャッチャーをやっていたんだけど、もちろん精一杯で。バッターの立ち位置、前打席での成績、ピッチャーの得意玉を考えて、目一杯サインを出し、目一杯声を張り、目一杯ストライクのアピールをする。でも結果試合に負ける。それでも正直あまり応えてはいなかったんだ。


気付いたのは、大学1年生。自分にも負けたら悔しい事があった。ようやっと見つけた気分だった。

それが大学の設計課題。
実際にあるフィールドを与えられ、そこに街歩きをし、自分なりに問題点を分析し、一つの解決策を出す。そしてそれを見事なプレゼンテーションで吐き出す。

目一杯五感を使って、雰囲気、空気、におい、人、まちを感じ取る。
目一杯頭を使って、どうすれば人が幸せになれるか、まちは活気づくかを考える。
プレゼンテーションに必要な資料集め、資料作成に必要なパソコン技術、周りを牽制しながら、常に半歩前を目指してきたような気がする。

迎えたプレゼンテーション。
甘かった、周りはもっとクリエイティブで、きれいなプレゼンで、納得のいく理論で。発表の佇まいも、緊張を感じさせない、余裕すらある人たちだらけ。悔しかった。こんなにも悔しい思いを感じる事があるのかと、少し自分に感心もした。

これは大学の悔しい経験のうちのたった一つ。

振り返ってみると。小学校でも、中学校でも高校でも、勉強頑張って来てたなぁ。常に半歩前を行く。そうすれば、自ずと結果は付いて来た。ただ、それはただの負けず嫌い一心だったんだ。
そうだとは気付いていなかったんだ、大学生になるまでずっと。


今でも”半歩先を行く”精神は失っていない。


もう少し付け加えると。自分が経験主義者であることも大きい。目上の人を敬うのは当たり前。おれよりも数年多く経験をしているわけで。考える時間は自分より多くもっていたわけだ。悩み苦しみ、今がある訳だ。自分から見れば既に、一歩は前に出てる。同い年には負けたく無い。同じ時を過ごして来た人たちだから、負ければ、自分の経験の未熟さを認める事になる。だから、”半歩先”を行く、経験を求めて、がむしゃらに動き回ってた。

所詮クダラナイプライドかもしれない。でもそうやって来た事で、ここまで頑張ってこれた気がする。


これからも”半歩先を行く”精神は失いたくない。

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