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人生とは切り口を見いだすことである。 すなわち意味を探す旅だ。 間違う事だってある。 それでも自分で物事を切り取り、判断し、進んでいかないと行けない。 人生を振り返るとそこにあるのは独自に切り開いて来た、その跡なんだろうと思う。 恥じず、めげず、果敢に物事を見いだしていきたい。
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久々に、日記を更新します。

本来は自分の頭の中の整理のためと、
自分がどんなことを考えているかを知ってもらうために、
(それは生涯のうちで一緒に働きたいみなさんとのために)
弛まぬ更新をしたいなぁと思いつつ。それもなし得ていない状態です。

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ふと、部屋を整理していて。
バガボンドを手に取ったら、それはもう、一気読みしてしまって。
相変わらず自分は漫画というモノが好きだなぁと。

で、どんなことを考えたかというと。

年齢が行くにつれて、社会人になって、仕事=生業を通じての
コミュニケーションが増えてくにつれて。
あまり人と精神論の話をすることって無くなっていくというか。

っていうのは、精神論ってどちらかというと私的な話で、
仕事上、必要の無い話であると言えば無駄な訳で。

そういう内容については、心にぐっとしまっておいて、
何か一人で思いにふける、…そんな時間が多くなって来たと実感してます。


そんな中、バガボンドを読んでいたら。
宮本武蔵が「剣」というものに向き合う時の、精神論ばかりが描かれていて。
もう少し引いてみれば、著者である井上雅彦さんが、
表現者として、自分と向き合う姿が描かれているんだと思う。

それは、
好きなものって何だろう。
仕事=生業って何だろう。
生きるって何だろう。
自由って何だろう。  ってな話。

一つの答えとして、こう書かれている。

「それぞれの生きる道は、天によって完璧に決められていて、
それでいて完全に自由だ。根っこのところを天に預けている限りは。」


描かれている世界観は、海だったり、山だったり、畑だったり、星空だったり。
今や、都会に住むわれわれには、普段到達できない景色だったりするんだけど。


これを都会に住む井上さんはどういう気持ちで描いているんだろう。
表現者はおそらく必ず何か伝えたいメッセージを持っていて。
それを伝えようとしている。
では、そのときの心の中は果たして穏やかなのか。羅刹なのか。


久々に自分の伝えたいメッセージって何だろう。
作り出したい街や、そこで人々に考えてほしい感情ってなんだろうって、
考えさせられてしまった。そしてそれの“正しさ”についても。

正直、それがずっと抱えている一番の不安なんだな。
多様な感覚をもつ人々が住まう生活基盤としての都市の中で、
経済的指標としての最上だけでなく、
それぞれの”幸せ”を満たすために、何が出来るのか。何が”正しい”のか。
そして、それに対して、自分は相応しいのか。

甘っちょろいんだよなぁ、自分。もっと固めたい、あるべき姿を。
それまでは波に揺れて、たゆたうように柔軟でいたい。

(泳げないけど笑)

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