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人生とは切り口を見いだすことである。 すなわち意味を探す旅だ。 間違う事だってある。 それでも自分で物事を切り取り、判断し、進んでいかないと行けない。 人生を振り返るとそこにあるのは独自に切り開いて来た、その跡なんだろうと思う。 恥じず、めげず、果敢に物事を見いだしていきたい。
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本が読みたい、と最近ふとしたときに思うようになった。

昔の自分からしたら、うそーんかつまさかそうなるとは、な話で。
でもそれは喜ばしいことだと思っていて。


学生時代、詳しく言えば、学部の2、3年の時は、本は建築の専門書の中でもごく一部しか読んで無かった。専門書とか、それか有名建築家の作品集か、著書か。
それこそ、安藤忠雄、伊東豊雄、ル・コルビュジェ、フランクロイドライト、原広司…、そんなラインナップで。
しかも、その読む期間は一定期間しか続かなかった。

それよりも、街に歩いて入って。観察して。
ノート片手にカフェに入って、街ゆく人を見ながら、頭をフル回転させて、がーっと書き殴る方が好きだった。自分でも感心できるほどの集中力がそんときに出る。
風呂につかって、ゆるりと考えを巡らせるのが好きだった。
そして、ブレイクスルーを迎える一瞬が楽しいもんで。ルイスカーンで言えば、暗中模索しているときに見える一縷の光で、茂木さん風に言えばアハ体験。


ただ、最近、本を読んで得た知識を即行動に移す方法が分かってきたおかげでなのか、読むのが楽しくなってきたなーと。
そして、以前だったら。
本で得た知識さえそのほとんどを疑って、多方面から検証しなければ行けなかったけれど。最近になって(まだ未熟ながら)、これはイケる、イケてないの判断の精度が増してきたように思う。

言い換えれば、ヌルヌルのぬかるんでた地盤が、経験を積んで踏み固めたおかげで、踏ん張りが効くようになってきたんだと思う。



本と言えば。
最近勝手に似てるなぁと思ってる人に、K間さんとM木さんがいて。
もちろん色んな著作を読ませて頂いています。
K間さんで言えば、フレームワークの本とか。M木さんで言えば、脳関連の。
で、何が似てるって言うと、仕事のやり方というか、知識の蓄積の仕方というか、自分の成長戦略のサイクルかな。

色んな人と会い、本を読み→膨大な知識を入れて→知識の定着を目的に書き記す=本にするっていうサイクル。
そして、その本ってのが、どちらかと言えば、質より量主義で。
とにかく、短期サイクルでインプットとアウトプットを繰り返せばいいという主張を、個人的にはその本から感じてる。

でも、正直ちょっとやだなーって思ってたりする部分があって。
平たい言葉で言うと、それってずるくない?みたいな。
一方で、短期サイクルで、最新の情報をアウトプットする、重心が自分の成長戦略に置かれてる、本の執筆の仕方と。
一方で、長年の研究成果や、積年の経営術や、マネージメントノウハウを満を持して執筆する本。

…なんだかなぁーと。思ってたりする。
ただ、その二人で言えば(本当個人的にですけど)、M木さんの方が好きかなと。

きっとおれ自身が、一定部分、科学信仰者だからだろうな。


と、まぁこんな風に、本を読むことから、ひいては自分の考え方を見つめ直し、比較して削り取られて残る、本質的な自分を探しているんだろうと思われる。
なんて、堅い話になりましたが(笑)



今日もM木さんの本を読んでて共感したのは。
「歴史を忘れる者は、それを繰り返す羽目になる」に対する、茂木さんの考えで、
「歴史を学ぶことの意義は過去に起きたことをもとに、未来を予想し、想像することにある」ってことと。
情報番組が、視聴者の知らないとっておきの情報を伝えるという崇高な目的から、いつしか、視聴率やスポンサーなどの要望が絡み合って、俗悪化したことを引き合いに出して、「知は…中略…自己完結したものには意味がない。価値のある「知」を手に入れるには、人と人との関わりの中で育てていかなければならない」っていう話と。
人間の魅力に関する話で、「お金持ちはお金をもってることで尊敬されるかも知れません.見た目が美しく羨望の目で見られることもあるでしょう。でもそれだけの話です。たとえば人生の大きな岐路に立たされた時、何としても助言を受けたいと思われるような人、そんな人が、本当の人間的魅力を備えた人だと思います。」って話。


なかなか、こんな風に引用文を載せることは無いんですが笑
ちょっと印象的だったんで。
あー、また本が読みたいと思いながら、とりあえず勉強をしよ。

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