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人生とは切り口を見いだすことである。 すなわち意味を探す旅だ。 間違う事だってある。 それでも自分で物事を切り取り、判断し、進んでいかないと行けない。 人生を振り返るとそこにあるのは独自に切り開いて来た、その跡なんだろうと思う。 恥じず、めげず、果敢に物事を見いだしていきたい。
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最近よく考えていた。ワークライフバランスについて。
でも、あれちょっと待って?
よくよく考えるとでも、この単語おかしいと思いませんか。
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ライフって生活の意味ですよね。
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ってことは、ワークだって、ライフの一部と捉えられるでは無いですか。
ということに気付いてから、少し別の捉え方をしています。

それが以下。

ライフをベースに、パブリック(公的)と、プライベート(私的)という構造を追加する。
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それを続いて、なんとなく領域的に4つに分けてます。それが下の図。
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ライフを、パブリック、ハーフパブリック、ハーフプライベート、プライベートとする。正確に言えば、どっかから、「ハーフパブリックも、ハーフプライベートも同じじゃないの?」なんて言われかねないのだけど、意識の半分以上が公的か、私的かで自分なりに無理矢理傾けて捉えています。
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以降で、詳しく説明します。

この場合のパブリックの部分が、一般的にワークライフバランスという言葉で使われていた、
「ワーク」に当ると捉えています。ここで言う「ワーク」は生計をたてるための仕事=生業。
平たく言えばお金を生み出している作業の事。
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続いて、「ハーフパブリック」とは、ワークに関連するが、生計を立てるとは無関係の仕事。つまり、お金を発生しない作業。自分の未来への投資的な意味合いが強い。最近、「プロボノ」なる言葉も出て来ているが、それも個人的にはココに当てこんでいます。


「ハーフプラベート」とは、資格のようなもの。個人のスキルを上げる作業。ハーフパブリックが大勢を巻き込んでいく物事であるのに対し、ハーフプライベートは、個人で完結するものとして捉えている。そういう点で、勉強とか、ランニング、筋トレとかがそれに当るかな。


最後が「プライベート」。これは家事であり、言い換えれば、家族事である。掃除、洗濯、料理。彼女が居ればデートとか、結婚すれば、二人の時間。子供が出来れば育児。そういった類い。


これ全てをひっくるめて「ライフ」だと思う。


そして、ワークライフバランスとは、この4領域をどのようにバランスを撮りながら充実させるかだ。

「ハーフパブリック」に関してはもう少し詳しく説明をしようと思うんだけど、説得力を増すために他人の言葉を借りる事にする。
2009年発行された「フリー <無料>からお金を生み出す新戦略」という書籍を書いた、クリス・アンダーソン氏曰く、

私たちが報酬無しでも喜んですることは給料のための仕事以上に私たちを幸せにしてくれる。私たちは食べていかなければならないが、マズローの言うとおりで生きるとはそれだけではない。〜中略〜 人々は創造的になり、何かに貢献をし、影響力を持ち、何かの達人であると認められ、そのことで幸せを感じる。こうした非貨幣的な生産経済が生まれる可能性は数世紀前から社会に存在していて、社会システムとツールによって、完全に実現される日を待っていた。ウェブがそれらのツールを提供すると、突然に無料に交換される市場が生まれたのである。

つまり、元々、本来人であればそういう思考を持っていて、インターネットの発展・充実によってそれらが実現化しているということだ。今は自分なりにハーフパブリックだと命名しているけれど、結構な人が共感してくれるモデルでは無いかと感じるところが有る。それが例え、非貨幣的な活動だとしても。


ちょっと話はそれたけれど、これが自分の考えている「ライフ=生活」、もっと言えば人生という事。

ということで、もちろん実践している。ただし、欲張りすぎているからなのか、正直全部が満足できる状態のアウトプットができていないのが現状です。
でも、この構造は今まで四半世紀生きて来て作り上げて来た思考だから、結構固まっていると思っていて、実践フェイズで慣れるしかないと思っている。トライアンドエラーの繰り返しだ。


時間は有限だ。そして貴重だ。何かを得る時には何かを犠牲にするのかもしれない。


ただ、最近痛烈に思ったのは。パブリックだから責任が付随するし、ビジネスだからスピーディで合理的にならなければならないし、一方で、プライベートは個人的領域だから少しぐらい怠けてもいいじゃない、とか考えてたら駄目だということ。

つい先日までそう考えてる自分がいた。でも改める必要があるようだ。

充実させるためには、メンタル的にもフィジカル的それそれが強靭でないとならない。楽しめる心と精神力、体力と健康が重要なようだ。

これが私が、いま考える、「ワークライフバランス」である。



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